「相撲部屋って今いくつあるの?」「どの力士がどの部屋に所属しているの?」大相撲ファンなら一度は気になったことがあるはずです。2026年現在、大相撲の相撲部屋は全部で45部屋。5つの一門に分かれ、それぞれ個性豊かな歴史と文化を持っています。本記事では一門別・五十音順で全45部屋を完全網羅し、師匠・所在地・所属力士まで徹底解説します。部屋見学の方法や入門の流れもあわせてご紹介しますので、大相撲をもっと深く楽しみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
相撲部屋は全部で何部屋?2026年最新の総数を発表

大相撲の相撲部屋の総数は、力士の引退・親方の定年・部屋の新設や合併などによって毎年変動します。
最新の情報を確認しておくことで、番付や取組を見る際の理解が格段に深まります。
まずは2026年時点での相撲部屋の総数と、直近の増減について詳しく見ていきましょう。
現在の相撲部屋は全45部屋【2026年三月場所時点】
2026年三月場所時点で、相撲部屋の総数は45部屋です。
これら45部屋は、出羽海一門・二所ノ関一門・時津風一門・高砂一門・伊勢ヶ濱一門という5つの一門に振り分けられています。
部屋数を一門ごとにまとめると、以下のとおりです。
| 一門名 | 部屋数 | 主な所属力士(上位) |
|---|---|---|
| 出羽海一門 | 14部屋 | 豊昇龍(横綱)、御嶽海 |
| 二所ノ関一門 | 17部屋 | 大の里(横綱)、琴櫻(大関)、高安(関脇) |
| 時津風一門 | 5部屋 | 霧島(関脇)、若元春(小結) |
| 高砂一門 | 4部屋 | 朝乃山 |
| 伊勢ヶ濱一門 | 5部屋 | 安青錦(大関)、熱海富士(小結) |
最も部屋数が多いのは二所ノ関一門の17部屋で、横綱・大の里をはじめ大関・琴櫻、関脇・高安など多くの上位力士を擁しています。
直近で新設・閉鎖された相撲部屋
相撲部屋は親方の定年・引退や独立によって、毎年のように新設・閉鎖が行われています。
直近の主な変動をまとめました。
- 湊川部屋(新設・2026年1月26日):元大関・貴景勝が師匠を務める湊川部屋が正式発足。定年を迎えた常盤山親方(元小結・隆三杉)から常盤山部屋を継承し、部屋名を改称しました。
- 秀ノ山部屋(新設・2024年10月):元大関・琴奨菊が師匠となり新設。二所ノ関一門に所属しています。
- 中村部屋(新設・2024年):元関脇・嘉風が師匠となり墨田区両国に開設。二所ノ関一門に所属しています。
- 陸奥部屋(閉鎖・2024年4月):師匠・陸奥親方の定年退職に伴い閉鎖。大関・霧島ら所属力士は音羽山部屋(元横綱・鶴竜が師匠)に移籍しました。
- 宮城野部屋(活動停止・2024年):師匠・宮城野親方(元横綱・白鵬)の協会退職に伴い活動を停止しています。
こうした変動は力士たちの番付や取組にも影響するため、最新情報を随時チェックするようにしましょう。
相撲部屋とは?仕組み・役割を初心者向けに解説

相撲部屋と聞いても、実際に何をする場所なのかよくわからない、という方も多いのではないでしょうか。
ここでは相撲部屋の基本的な仕組みと一門の関係を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
相撲部屋の役割と仕組みを30秒で理解
相撲部屋とは、力士が生活・稽古・教育を受けるための組織です。
力士は入門すると部屋に住み込み、師匠(親方)の指導のもとで稽古に励みます。
相撲部屋の主な役割は次の3点です。
- 稽古場の提供:力士が日々の稽古を行う「稽古場(土俵)」を完備しています。稽古は通常、朝5〜6時から始まり午前中に終わります。
- 生活の場:新弟子は原則として部屋に住み込み、食事(ちゃんこ鍋を中心とした食事)や日常生活のすべてを部屋内で過ごします。
- 人材育成:師匠が力士を指導し、相撲の技術だけでなく礼儀作法や精神修養も教えます。力士以外にも行司・呼出・床山などの相撲の職人も部屋に所属します。
各部屋は日本相撲協会から独立した組織として経営されており、部屋の収益は所属する関取(十両以上)の数や番付によって大きく変わります。
幕内力士1人につき協会から支給される手当は月額約130万円以上とも言われており、関取の多い部屋ほど安定した経営が可能です。
一門とは?5つの一門と相撲部屋の関係
一門(いちもん)とは、複数の相撲部屋が集まって形成する人脈的・組織的グループのことです。
現在の大相撲には、出羽海・二所ノ関・時津風・高砂・伊勢ヶ濱の5つの一門が存在します。
2018年7月の日本相撲協会理事会において、すべての年寄(親方)はいずれかの一門に属することが義務付けられました。
一門の主な役割は以下のとおりです。
- 理事選挙の単位:協会の理事は一門の代表者が選出されるため、一門の組織力が人事に直結します。
- 助成金の分配:協会から各一門へ助成金が支給され、一門の責任者が各部屋に分配します。
- 稽古・交流の促進:同一門の部屋同士は合同稽古を行うなど、技術・情報の共有が活発です。
かつては一門内での対戦を禁じる「系統別総当たり制」が採用されていましたが、1965年(昭和40年)から「部屋別総当たり制」に変更され、現在は一門を超えた対戦が行われています。
【一門別】相撲部屋一覧|全部屋を完全網羅

ここからは5つの一門ごとに、所属する全相撲部屋を詳しくご紹介します。
師匠名・住所・代表的な所属力士もあわせて掲載しています。

出羽海一門の相撲部屋一覧
出羽海一門は全14部屋で構成される大相撲最大規模の一門のひとつです。
文久2年(1862年)創設の出羽海部屋を筆頭に、歴史的に多くの横綱・大関を輩出してきた名門一門です。
| 部屋名(読み) | 師匠(元四股名) | 所在地 | 代表力士 |
|---|---|---|---|
| 出羽海部屋(でわのうみ) | 出羽海 昭和(元前頭2・小城ノ花) | 東京都墨田区両国2-3-15 | 御嶽海 |
| 春日野部屋(かすがの) | 春日野 清隆(元関脇・栃乃和歌) | 東京都墨田区両国1-7-11 | — |
| 山響部屋(やまひびき) | 山響 謙司(元前頭筆頭・巌雄) | 東京都江東区東砂6-6-3 | — |
| 玉ノ井部屋(たまのい) | 玉ノ井 太祐(元大関・栃東) | 東京都足立区西新井4-1-1 | — |
| 式秀部屋(しきひで) | 式守 秀五郎(元前頭9・北桜) | 茨城県龍ヶ崎市佐貫4-17-17 | — |
| 立浪部屋(たつなみ) | 立浪 耐治(元小結・旭豊) | 東京都台東区橋場1-16-5 | 豊昇龍(横綱) |
| 境川部屋(さかいがわ) | 境川 豪章(元小結・両国) | 東京都足立区舎人4-3-16 | 平戸海 |
| 尾上部屋(おのえ) | 尾上 圭志(元小結・濱ノ嶋) | 東京都大田区池上8-8-8 | — |
| 藤島部屋(ふじしま) | 藤島 武人(元大関・武双山) | 東京都荒川区東日暮里4-27-1 | 藤青雲、藤凌駕 |
| 木瀬部屋(きせ) | 木村 瀬平(元前頭筆頭・肥後ノ海) | 東京都墨田区立川1-16-8 | 美ノ海、宇良、金峰山 |
| 武蔵川部屋(むさしがわ) | 武蔵川 光偉(第67代横綱・武蔵丸) | 東京都江戸川区中央4-1-10 | — |
| 二子山部屋(ふたごやま) | 竹内 雅人(元大関・雅山) | 東京都葛飾区柴又2-10-13 | 狼雅 |
| 武隈部屋(たけくま) | 武隈 豪太郎(元大関・豪栄道) | 東京都大田区雪谷大塚町14-22 | 豪ノ山 |
| 雷部屋(いかづち) | 雷 徹(元小結・垣添) | 埼玉県さいたま市中央区八王子3-32-12 | 獅司 |
出羽海一門の筆頭格である立浪部屋には現役横綱・豊昇龍(モンゴル出身)が在籍しており、一門の中でも特に注目度が高い部屋です。
二所ノ関一門の相撲部屋一覧
二所ノ関一門は全17部屋を擁する、現在の大相撲最大規模の一門です。
横綱・大の里を擁する二所ノ関部屋を中心に、大関・琴櫻(佐渡ヶ嶽部屋)、関脇・高安(田子ノ浦部屋)など多くの上位力士が集まっています。
| 部屋名(読み) | 師匠(元四股名) | 所在地 | 代表力士 |
|---|---|---|---|
| 二所ノ関部屋(にしょのせき) | 二所ノ関 関寛(第72代横綱・稀勢の里) | 茨城県稲敷郡阿見町荒川本郷139-1 | 大の里(横綱) |
| 佐渡ヶ嶽部屋(さどがたけ) | 佐渡ヶ嶽 満宗(元関脇・琴ノ若) | 千葉県松戸市串崎南町39 | 琴櫻(大関)、琴勝峰 |
| 田子ノ浦部屋(たごのうら) | 田子ノ浦 伸一(元前頭8・隆の鶴) | 東京都江戸川区東小岩4-9-20 | 高安(関脇) |
| 鳴戸部屋(なると) | 鳴戸 勝紀(元大関・琴欧洲) | 東京都墨田区向島1-22-16 | 欧勝馬、欧勝海 |
| 片男波部屋(かたおなみ) | 片男波 良二(元関脇・玉春日) | 東京都墨田区石原1-33-9 | 玉鷲 |
| 大嶽部屋(おおたけ) | 大嶽 忠博(元十両4・大竜) | 東京都江東区清澄2-8-3 | 王鵬 |
| 押尾川部屋(おしおがわ) | 押尾川 旭(元関脇・豪風) | 東京都墨田区文花3-6-3 | — |
| 放駒部屋(はなれごま) | 放駒 新(元関脇・玉乃島) | 東京都足立区六町1-1-11 | 一山本 |
| 阿武松部屋(おうのまつ) | 阿武松 健二(元前頭8・大道) | 千葉県習志野市鷺沼5-15-14 | 阿武剋 |
| 芝田山部屋(しばたやま) | 芝田山 康(第62代横綱・大乃国) | 東京都杉並区高井戸東2-26-9 | — |
| 湊部屋(みなと) | 湊 孝行(元前頭2・湊富士) | 埼玉県川口市芝中田2-20-10 | — |
| 高田川部屋(たかだがわ) | 高田川 勝巳(元関脇・安芸乃島) | 東京都江東区清澄2-15-7 | — |
| 錣山部屋(しころやま) | 錣山 豊英(元小結・豊真将) | 東京都江東区清澄3-6-2 | 阿炎 |
| 湊川部屋(みなとがわ) | 湊川 貴信(元大関・貴景勝) | 東京都板橋区前野町6-32-3 | 隆の勝 |
| 西岩部屋(にしいわ) | 古川 忍(元関脇・若の里) | 東京都台東区寿4-4-9 | — |
| 中村部屋(なかむら) | 中村 雅継(元関脇・嘉風) | 東京都墨田区両国1-18-7 | — |
| 秀ノ山部屋(ひでのやま) | 秀ノ山 和弘(元大関・琴奨菊) | 東京都墨田区東向島4-2-9 | — |
二所ノ関一門は「戦後全ての世代で看板力士を輩出している」と評される、層の厚さが際立つ一門です。
時津風一門の相撲部屋一覧
時津風一門は全5部屋で構成されます。
1945年に双葉山(第35代横綱)が立浪一門から独立して結成した歴史ある一門で、4つの系譜の部屋による連合体です。
| 部屋名(読み) | 師匠(元四股名) | 所在地 | 代表力士 |
|---|---|---|---|
| 時津風部屋(ときつかぜ) | 時津風 祐哉(元前頭筆頭・土佐豊) | 東京都墨田区両国3-15-4 | 正代、時疾風 |
| 伊勢ノ海部屋(いせのうみ) | 伊勢ノ海 準人(元前頭3・北勝鬨) | 東京都文京区千石1-22-2 | 藤ノ川 |
| 荒汐部屋(あらしお) | 荒汐 栄吉(元前頭2・蒼国来) | 東京都中央区日本橋浜町2-47-2 | 若元春(小結)、若隆景 |
| 追手風部屋(おいてかぜ) | 追手風 直樹(元前頭2・大翔山) | 埼玉県草加市瀬崎5-32-22 | 大栄翔、翔猿 |
| 音羽山部屋(おとわやま) | 音羽山 力三郎(第71代横綱・鶴竜) | 東京都墨田区向島2-17-11 | 霧島(関脇) |
荒汐部屋は若元春・若隆景の兄弟力士が活躍する注目の部屋で、師匠・荒汐(元蒼国来)は中国内モンゴル出身という国際色豊かな部屋でもあります。
高砂一門の相撲部屋一覧
高砂一門は全4部屋で構成される、明治初期創設の高砂部屋を起源に持つ歴史ある一門です。
日本相撲協会の理事長を務める八角部屋(元横綱・北勝海)が一門の中核を担っています。
| 部屋名(読み) | 師匠(元四股名) | 所在地 | 代表力士 |
|---|---|---|---|
| 高砂部屋(たかさご) | 高砂 浦五郎(元関脇・朝赤龍) | 東京都墨田区本所3-5-4 | 朝乃山、朝紅龍 |
| 九重部屋(ここのえ) | 九重 龍二(元大関・千代大海) | 東京都葛飾区奥戸1-21-14 | 千代翔馬 |
| 八角部屋(はっかく) | 八角 信芳(第61代横綱・北勝海) | 東京都墨田区亀沢1-16-1 | — |
| 錦戸部屋(にしきど) | 錦戸 眞幸(元関脇・水戸泉) | 東京都墨田区亀沢1-16-7 | — |
高砂部屋は朝乃山(元大関)の返り咲きが期待される部屋で、最盛期には朝青龍(元横綱)を輩出した名門の歴史を持ちます。
伊勢ヶ濱一門の相撲部屋一覧
伊勢ヶ濱一門は全5部屋で構成されます。
もとは「立浪一門」と称しており、2012年に現在の伊勢ヶ濱一門へと改称された経緯を持ちます。
| 部屋名(読み) | 師匠(元四股名) | 所在地 | 代表力士 |
|---|---|---|---|
| 伊勢ヶ濱部屋(いせがはま) | 伊勢ヶ濱 春雄(第73代横綱・照ノ富士) | 東京都江東区毛利1-7-4 | 熱海富士(小結)、義ノ富士、伯乃富士、錦富士、翠富士 |
| 大島部屋(おおしま) | 大島 勝(元関脇・旭天鵬) | 東京都墨田区業平3-1-9 | — |
| 浅香山部屋(あさかやま) | 浅香山 博之(元大関・魁皇) | 東京都墨田区緑4-21-1 | — |
| 朝日山部屋(あさひやま) | 朝日山 宗功(元関脇・琴錦) | 千葉県鎌ケ谷市くぬぎ山2-1-5 | — |
| 安治川部屋(あじがわ) | 安治川 竜児(元関脇・安美錦) | 東京都江東区石島4番1号 | 安青錦(大関) |
伊勢ヶ濱部屋は在籍力士が31人と全45部屋中最多規模を誇り、幕内力士も5人を擁する大相撲屈指の強豪部屋です。
師匠・伊勢ヶ濱(元横綱・照ノ富士)はモンゴル出身であり、国際色豊かな部屋づくりで注目を集めています。
【五十音順】相撲部屋一覧クイック検索表

特定の相撲部屋を素早く調べたい方のために、全45部屋を五十音順で一覧にまとめました。
各部屋のかな読みを基準に並べています。部屋名の漢字から読みを探せるよう(読み)も併記しています。
あ行〜さ行の相撲部屋
| 部屋名 | 読み | 一門 | 所在地(都市) |
|---|---|---|---|
| 安治川部屋 | あじがわ | 伊勢ヶ濱一門 | 東京都江東区 |
| 荒汐部屋 | あらしお | 時津風一門 | 東京都中央区 |
| 朝日山部屋 | あさひやま | 伊勢ヶ濱一門 | 千葉県鎌ケ谷市 |
| 浅香山部屋 | あさかやま | 伊勢ヶ濱一門 | 東京都墨田区 |
| 雷部屋 | いかづち | 出羽海一門 | 埼玉県さいたま市 |
| 伊勢ヶ濱部屋 | いせがはま | 伊勢ヶ濱一門 | 東京都江東区 |
| 伊勢ノ海部屋 | いせのうみ | 時津風一門 | 東京都文京区 |
| 追手風部屋 | おいてかぜ | 時津風一門 | 埼玉県草加市 |
| 阿武松部屋 | おうのまつ | 二所ノ関一門 | 千葉県習志野市 |
| 大島部屋 | おおしま | 伊勢ヶ濱一門 | 東京都墨田区 |
| 大嶽部屋 | おおたけ | 二所ノ関一門 | 東京都江東区 |
| 押尾川部屋 | おしおがわ | 二所ノ関一門 | 東京都墨田区 |
| 音羽山部屋 | おとわやま | 時津風一門 | 東京都墨田区 |
| 尾上部屋 | おのえ | 出羽海一門 | 東京都大田区 |
| 春日野部屋 | かすがの | 出羽海一門 | 東京都墨田区 |
| 片男波部屋 | かたおなみ | 二所ノ関一門 | 東京都墨田区 |
| 木瀬部屋 | きせ | 出羽海一門 | 東京都墨田区 |
| 九重部屋 | ここのえ | 高砂一門 | 東京都葛飾区 |
| 境川部屋 | さかいがわ | 出羽海一門 | 東京都足立区 |
| 佐渡ヶ嶽部屋 | さどがたけ | 二所ノ関一門 | 千葉県松戸市 |
| 式秀部屋 | しきひで | 出羽海一門 | 茨城県龍ヶ崎市 |
| 錣山部屋 | しころやま | 二所ノ関一門 | 東京都江東区 |
| 芝田山部屋 | しばたやま | 二所ノ関一門 | 東京都杉並区 |
| 秀ノ山部屋 | ひでのやま | 二所ノ関一門 | 東京都墨田区 |
上記24部屋のうち、東京都墨田区に所在する部屋が最も多く、大相撲の本場所会場・両国国技館に近いエリアに集中しています。
た行〜わ行の相撲部屋
| 部屋名 | 読み | 一門 | 所在地(都市) |
|---|---|---|---|
| 高砂部屋 | たかさご | 高砂一門 | 東京都墨田区 |
| 高田川部屋 | たかだがわ | 二所ノ関一門 | 東京都江東区 |
| 武隈部屋 | たけくま | 出羽海一門 | 東京都大田区 |
| 田子ノ浦部屋 | たごのうら | 二所ノ関一門 | 東京都江戸川区 |
| 立浪部屋 | たつなみ | 出羽海一門 | 東京都台東区 |
| 玉ノ井部屋 | たまのい | 出羽海一門 | 東京都足立区 |
| 時津風部屋 | ときつかぜ | 時津風一門 | 東京都墨田区 |
| 中村部屋 | なかむら | 二所ノ関一門 | 東京都墨田区 |
| 鳴戸部屋 | なると | 二所ノ関一門 | 東京都墨田区 |
| 西岩部屋 | にしいわ | 二所ノ関一門 | 東京都台東区 |
| 錦戸部屋 | にしきど | 高砂一門 | 東京都墨田区 |
| 二所ノ関部屋 | にしょのせき | 二所ノ関一門 | 茨城県稲敷郡阿見町 |
| 二子山部屋 | ふたごやま | 出羽海一門 | 東京都葛飾区 |
| 藤島部屋 | ふじしま | 出羽海一門 | 東京都荒川区 |
| 八角部屋 | はっかく | 高砂一門 | 東京都墨田区 |
| 放駒部屋 | はなれごま | 二所ノ関一門 | 東京都足立区 |
| 湊部屋 | みなと | 二所ノ関一門 | 埼玉県川口市 |
| 湊川部屋 | みなとがわ | 二所ノ関一門 | 東京都板橋区 |
| 武蔵川部屋 | むさしがわ | 出羽海一門 | 東京都江戸川区 |
| 山響部屋 | やまひびき | 出羽海一門 | 東京都江東区 |
| 出羽海部屋 | でわのうみ | 出羽海一門 | 東京都墨田区 |
た行〜わ行の21部屋のうち、二所ノ関一門に属する部屋が最も多く、その勢力の大きさが改めてわかります。
なお、45部屋すべての完全な情報は日本相撲協会公式サイトでも確認できます。
注目の相撲部屋5選|名門から新興まで厳選紹介

45部屋の中でも、特に注目すべき部屋を5つピックアップしてご紹介します。
大相撲ファンが観戦をより楽しむための参考にしてみてください。

幕内力士最多の実力派|伊勢ヶ濱部屋
伊勢ヶ濱部屋(東京都江東区)は、2026年三月場所時点で在籍力士31人・幕内力士5人と全部屋中最多規模を誇ります。
師匠は第73代横綱・照ノ富士(モンゴル出身)で、熱海富士(小結)・義ノ富士(前頭筆頭)・伯乃富士(前頭7枚目)・錦富士(前頭14枚目)・翠富士(前頭15枚目)と多くの関取を育て上げました。
四股名に「富士」を冠する力士を多く育て、一門の強さを象徴する名門部屋として大相撲ファンから高い注目を集めています。
前身の安治川部屋(宮城野部屋の元横綱・白鵬の師匠・宮城野が創設)から受け継がれた伝統のある部屋でもあります。
横綱を輩出した名門|出羽海部屋
出羽海部屋(東京都墨田区両国)は、文久2年(1862年)創設という160年以上の歴史を誇る大相撲最古参格の名門部屋です。
歴代の輩出横綱は、常陸山・常ノ花・大錦・栃木山・武藏山・安藝ノ海・千代の山・佐田の山・三重ノ海と実に9名にのぼります。
現在の師匠は元前頭2枚目・小城ノ花で、現役の幕内力士には元大関・御嶽海が在籍しています。
両国国技館のすぐそばに位置し、相撲の聖地・両国エリアを代表する部屋として知られています。
近年急成長中の注目株|二所ノ関部屋
二所ノ関部屋(茨城県稲敷郡阿見町)は、第72代横綱・稀勢の里が師匠を務め、2021年12月に創設したばかりの新興部屋ながら急成長を続ける注目株です。
所属する大の里は2026年三月場所時点で西横綱として活躍しており、師匠・稀勢の里の薫陶を受けた力士が短期間で最高位まで上り詰めた快挙は相撲界の話題をさらいました。
創設からわずか数年で横綱を育てた部屋は異例の存在であり、今後さらに多くの逸材を輩出することが期待されています。
茨城県に位置する点も特徴的で、東京近郊の広大な施設で厳しい稽古が行われています。
見学しやすいと評判|荒汐部屋
荒汐部屋(東京都中央区日本橋浜町)は、都心の好立地にあり朝稽古見学を積極的に受け入れていることで知られます。
師匠・荒汐(元前頭2枚目・蒼国来)は中国内モンゴル自治区出身で、国際的な視点を持つ師匠のもとで若元春(小結)・若隆景(前頭筆頭)の兄弟力士が活躍しています。
東京メトロ・都営地下鉄「浜町」駅から徒歩圏内というアクセスの良さも魅力のひとつです。
見学希望の方は事前に電話で確認することが基本マナーですが、比較的見学に柔軟な部屋として多くのファンから親しまれています。
外国出身力士が活躍|立浪部屋
立浪部屋(東京都台東区橋場)には、東横綱・豊昇龍(モンゴル出身)が在籍しており、外国出身力士が最高位・横綱として活躍する代表的な部屋です。
豊昇龍の伯父は第68代横綱・朝青龍(元高砂部屋)であり、モンゴル相撲界の血筋を受け継ぐ横綱として注目を集めています。
師匠・立浪(元小結・旭豊)のもとで、豊昇龍以外にも平戸海(境川部屋への転籍)など実力派力士を輩出してきた歴史があるのが特徴です。
日本相撲協会の規定では外国出身力士は1部屋につき1名までという制限があるため、外国出身力士が在籍する部屋は特に注目されます。
相撲部屋を見学する方法|予約・マナー・注意点

力士が実際に稽古する姿を間近で見られる「相撲部屋の朝稽古見学」は、大相撲ファンにとって夢のような体験です。
一般の方でも参加できる部屋は多くありますが、正しい方法とマナーを守って訪問することが欠かせません。
見学可能な相撲部屋の探し方
すべての相撲部屋が見学を受け入れているわけではありません。見学の可否・受け入れ体制は部屋によって異なります。
見学可能な部屋を探す方法は主に3つあります。
- 各部屋の公式サイト・SNSで確認する:多くの部屋は公式サイトやInstagram・X(旧Twitter)で見学情報を発信しています。荒汐部屋・二子山部屋・鳴戸部屋などはSNSでの情報発信が活発です。
- 日本相撲協会公式サイトで確認する:日本相撲協会公式サイトの相撲部屋紹介ページから各部屋へのリンクが掲載されています。
- 専門ツアーを利用する:朝稽古見学ツアーを提供する旅行会社も多数あります。ガイド付きで安心して見学できるため、初めての方には特におすすめです。
本場所(年6回)の期間中は稽古が行われないため、見学は本場所と本場所の間の期間(巡業中・稽古場所)が中心になります。
見学予約の方法と問い合わせ先
部屋見学の予約方法は、部屋によって異なります。一般的な流れは以下のとおりです。
- 見学希望の部屋を決める:興味のある部屋を1〜2か所ピックアップします。
- 公式サイト・SNSで見学可否を確認する:事前に最新情報を確認し、見学の受け入れ状況をチェックします。
- 直接電話で問い合わせる:見学希望日の前日までに、部屋へ直接電話連絡するのが基本です。突然の訪問はマナー違反とされています。
- 当日は指定の時間に訪問する:稽古は早朝5〜6時から始まり、通常は午前10時前後に終了します。指定された時間までに到着するようにしましょう。
問い合わせ先は各部屋の公式サイトに記載されています。電話での問い合わせが最もスムーズです。
なお、見学ツアーを利用する場合は旅行会社が手配を代行してくれるため、個別の連絡は不要です。
見学時に守るべき5つのマナー
相撲部屋は力士たちの生活の場であり、神聖な稽古場でもあります。以下の5つのマナーを必ず守りましょう。
- 無断撮影は厳禁:写真・動画の撮影については事前に許可を確認してください。多くの部屋では撮影が禁止または制限されています。
- 私語・騒音を慎む:稽古中は力士の集中を乱さないよう、静かに見学します。携帯電話のマナーモードも必須です。
- 稽古場への無断立ち入り禁止:土俵や稽古場エリアへの立ち入りは厳禁です。指定された見学スペースから観覧します。
- 力士・師匠への話しかけは控える:稽古中はもちろん、稽古前後も基本的に声をかけないことがマナーです。
- 服装・身だしなみを整える:露出の多い服装や派手な服は避け、清潔感のある服装で訪問しましょう。
マナーを守ることが、今後も一般の方が見学できる環境を維持することにつながります。
相撲部屋に入門するには?条件と流れを解説

大相撲の力士になるためには、相撲部屋に入門し、日本相撲協会が実施する「新弟子検査」に合格する必要があります。
その基準や流れを詳しく解説します。

新弟子検査の基準(年齢・身長・体重)
新弟子検査は年6回の本場所前に実施されます。受検資格と基準は以下のとおりです。
| 項目 | 基準 | 備考 |
|---|---|---|
| 年齢 | 義務教育修了後〜満23歳未満 | スポーツ経験者は満25歳未満まで可 |
| 身長 | 167cm以上 | 三月場所(就職場所)の中学卒業見込者のみ165cm以上 |
| 体重 | 67kg以上 | 三月場所の中学卒業見込者のみ65kg以上 |
| 性別 | 健康な男性 | 持病・既往症がないこと |
| 学歴 | 義務教育修了(中学卒業)以上 | — |
身長・体重の基準を満たしていない場合でも、検査当日にかつら・特殊な髪型による盛り増しが慣例的に行われてきた歴史がありますが、近年は正確な計測が求められています。
詳しい受検条件は日本相撲協会公式サイト|力士になるにはでご確認ください。
入門から力士デビューまでの流れ
力士になるまでのステップを順を追って解説します。
- 入門する部屋を決める:希望する相撲部屋の師匠(親方)に入門を申し込みます。高校・大学で相撲の実績がある場合は、スカウトされることもあります。
- 入門手続きを行う:師匠の承認を得たうえで、日本相撲協会に入門届を提出します。
- 新弟子検査を受検する:本場所前日〜前々日に実施される新弟子検査を受けます。体格検査と内臓検査が行われる仕組みです。
- 合格・前相撲デビュー:検査合格後、その本場所中に「前相撲」として初めて土俵に上がります。
- 序ノ口・序二段・三段目と番付を上げる:前相撲を経て正式に番付入り。その後は成績に応じて幕下・十両(関取)・幕内へと番付を上げていきます。
入門後は原則として部屋への住み込み生活が始まり、師匠の指導のもとで相撲の技術・礼儀・精神修養を学びます。
十両(関取)に昇進して初めて月給制(約110万円以上)が適用され、独立した部屋(個室)が与えられるなど、生活環境が大きく変わります。
相撲部屋に関するよくある質問(FAQ)

相撲部屋に関してよく寄せられる質問にお答えします。
Q. 相撲部屋は誰でも作れる?
A: いいえ、誰でも作れるわけではありません。相撲部屋を創設するには、日本相撲協会の「年寄(親方)」の資格を持ち、一門への所属が認められることが条件です。年寄株(名跡)を取得し、協会から独立開業の承認を受ける必要があります。また、稽古場・住居などの施設整備も求められます。
Q. 力士は部屋を移籍できる?
A: 原則として、力士が自由意志で別の部屋へ移籍することはできません。ただし、師匠の定年・死去・部屋の閉鎖などの事情により、所属部屋がなくなった場合は別の部屋へ転籍となります。また、師匠が弟子を連れて独立・改称した場合も実質的な移籍となります。
Q. 部屋によって給料は違う?
A: 関取(十両以上)に支給される基本の場所手当・月給は日本相撲協会が一律に定めており、部屋による差はありません。幕内力士は月給約130万円以上、十両は約110万円以上が基本とされています。ただし、師匠から力士への個人的な支援や部屋の生活環境は部屋によって異なります。幕下以下は場所手当のみで、月給制は適用されません。
Q. 相撲部屋でちゃんこは食べられる?
A: 一部の部屋ではちゃんこ鍋の体験イベントや一般向けのちゃんこ提供を実施しています。また、両国周辺には元力士が営む「ちゃんこ料理店」が多数あり、気軽に相撲部屋の食文化を体験できます。部屋内でのちゃんこ体験は原則として部屋の許可が必要です。
Q. 相撲部屋の場所はどこに多い?
A: 45部屋のうち約7割が東京都内に集中しており、特に墨田区・江東区・足立区・台東区などの東部エリアに多く集まっています。両国国技館がある墨田区は「相撲の聖地」とも呼ばれ、出羽海部屋・時津風部屋・春日野部屋・鳴戸部屋・八角部屋など多数の部屋が所在します。都内以外では千葉県・埼玉県・茨城県にも数部屋が存在します。

まとめ|相撲部屋一覧を活用して大相撲をもっと楽しもう

本記事では、2026年三月場所時点の全45相撲部屋を一門別・五十音順で完全網羅してご紹介しました。
記事の要点を改めてまとめます。
- 相撲部屋の総数は45部屋(2026年三月場所時点)。5つの一門(出羽海・二所ノ関・時津風・高砂・伊勢ヶ濱)に所属しています。
- 最大規模は二所ノ関一門の17部屋。横綱・大の里、大関・琴櫻、関脇・高安など上位力士を多数擁しています。
- 幕内力士数最多は伊勢ヶ濱部屋(5人)。師匠・照ノ富士(元横綱)のもとで多くの関取が活躍しています。
- 2026年の直近変動として、湊川部屋の新設(2026年1月)・秀ノ山部屋・中村部屋の新設(2024年)、陸奥部屋の閉鎖(2024年)が行われました。
- 部屋見学は事前予約・マナー厳守が必須。各部屋公式サイトや専門ツアーを活用しましょう。
各部屋の力士情報や最新の番付については、日本相撲協会公式サイトをぜひご活用ください。
相撲部屋の背景を知ることで、本場所の取組や力士の活躍がより深く楽しめるようになります。ぜひこの記事を手引きに、大相撲の世界をさらに堪能してみてください。



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